意外と知らない、5人に1人の事実!
日本の人口は2010年から減少に転じ、2020年の国勢調査によると日本の人口は
1億2614万6千人となっており、2010年に比べ、人口は191万1千人減少している。
そんな中、全国の世帯数は増加し続けている。。
人口減少・世帯数増加??
現在の日本の世帯数は5583万世帯で、1980年から比べ2001万世帯も増加⤴
原因は、核家族化や未婚化・晩婚化・離婚の増加による「単身世帯」の増加が挙げられますが、
超高齢化社会に入り、配偶者と死別した高齢者の一人暮らしが急増しています。
そして、今回の国勢調査の結果をみると、
なんと一人暮らし世帯は2115万世帯で全体の38.1%と最も多く、
世帯人数が多くなればなるほど世帯数は少なくなっているのです。
そして、調査結果で興味深かったのは、一人暮らし世帯のうち、男女別にみて、
どの年齢層がもっとも多かったのか?みなさん、予想出来ますか?
男性は25~34歳 女性は75~84歳
なるほど~。。若い男性の一人暮らしが多いのはなんとなくわかりますよね。
働き出して実家を出たといった感じですかね。
そして、一方の女性の年齢層が多かったのは高齢の女性となっています。
女性の平均寿命が87.7歳なのでなんとなくですがこちらの数字も腑に落ちます。
また、一人暮らしの世帯のうち、65歳以上の一人暮らしの人口は671万7千人となっていて
その占める割合は19.0%となっているのです。。
なんと
高齢者の5人に1人が
一人暮らしをしていることになる。
本当に大変な時代ですね。高齢者の5人に1人がぽつんと一人暮らしをしている。
今回の国勢調査にも出ていますが、夫婦のみの世帯もたくさんいますので、
確実に「一人暮らし予備軍」になります。
そして、内閣府が出している令和2年度の高齢社会白書では
日本の高齢者(65歳以上)の持ち家率は
一人暮らし世帯で66.2% 夫婦世帯では87.4%
日本は高齢になればなるほど持ち家率が上がります。
これは、持ち家の一人暮らしの高齢者が増え続けるということになります。
身体的にも判断能力も低下する高齢期の暮らしは大変です。
だからこそ、出来る時に住まいを中心にこれから先を見据える必要があります。