終活をはじめられる多くの方がどんな理由ではじめているのか?
インターネット調査会社のマクロミルさんの調査結果を基にいろいろと考察していこうと思います。
終活という言葉のはじまりは、2009年に「週刊朝日」に取り上げられたことにより翌年にはブームが起こり、2012年には流行語大賞のTOP10に選出されるまで認知されることになります。
上記アンケートの2018年では、言葉だけであれば約97%の人が知っていることになります。約10年でここまで認知されるのも珍しいのではないしょうか?
こちらのアンケートは、インターネットで全国20~79歳の男女2,000名からのリサーチになります。
若い世代を通じて幅広く「終活」というワードの認知されているということですね。
ただ、実際に言葉は知っているが、具体的に「終活」をしている人はどれくらいいるんでしょうか?
今回のマクロミルさんの調査では、約1割ぐらいの人が「終活」をしているという結果が出ています。
2,000名の1割ですから、200名ほどの方が具体的に終活しているんですね!
終活の具体的に進めている内容というのは、エンディングノートの作成やお金の計画、終末期医療の意思表示、介護を受ける準備や葬儀・お墓・持ち物の整理、遺言などの準備になります。
また、終活をまだしていない人(約1,800人)を対象に、今後「終活」をしたいですか?
〇終活したい ‥ 47.0% (約846人)
〇わからない ‥ 46.8% (約842人)
〇したくない ‥ 6.2% (約112人)
と調査結果が出ています。
この対象者の中で、20~24歳が6%(約120人)にいますので、ほぼ半分の方はこれから「終活」をしたいと考えており、残りの半分に方はまだわからないがきっかけが出来たり、年齢を重ねていくにつれ「終活」したいと考える方向に移行していくのでは?と感じています。