【令和3年12月国税庁の報道発表資料】
令和2年分における相続税の申告事績の概要より記載しています!
ここ最近、相続の話題が増えているように感じるの私だけでしょうか。
ただ、実際に日本全体でどれくらい相続税が発生しているのか?
どれくらい相続税を支払っている人がいるのか?
また、相続財産のうち何が一番大きく占めているのか?
興味がありましたので調べてみました。
令和2年度の相続税が日本全体でどれくらいあったのか?
■相続税の課税価格及び税額の推移
令和2年度の相続課税価格は約16.4兆円になりまして、
実際に国に税金として支払われた相続税額は、約2.1億円になります!
どれくらい相続税を支払っている人がいるのか?
■課税割合の推移(相続税を支払っている人の割合)
令和2年分における相続税の申告事績の概要
令和2年度の課税件数の割合を見てみると、8.8%になっています。
ということは、100人のうち約9人が支払っているということになりますね!
相続財産のうち何が一番大きく占めているのか?
■相続財産ランキング(項目内訳)
令和2年分における相続税の申告事績の概要
■令和2年度の相続財産ランキング(項目内訳)
第1位 土地 34.7%
第2位 現金・預貯金等 33.9%
第3位 有価証券 14.8%
第4位 家屋 5.3%
第5位 その他(自動車・骨董品・貴金属など) 11.3%
となりました!
第1位と第4位の土地・家屋をプラスすると
不動産が40%を占めていることになりますね。。
まとめ
①日本全体で国に支払った相続税額は
約2.1億円。
②相続税を支払っている人は
100人中9人。
③相続財産のうち、
土地・家屋が40%を占めている。
という結果でした!!
日本の持ち家率は、60代を超えると約8割とのデータもあります。
相続財産のうち、不動産が占める割合は今後も増えていくだろうなぁ~と
思った今日この頃です。