PRODUCE
旅館:大規模修繕・外構・ファサードリノベーションPJ
ホテルや旅館、保養所等を再生を手掛けられているクライアントから老舗旅館のリノベーションプロジェクトのご依頼です。こちらは、ランドスケープや建築デザイン等の事務所と共にチームで請け負った業務で、建物外観の大規模修繕に対してのプランニングと外構工事及びお庭についての設計施工の事例となります。
本プロジェクトの旅館のある山口県との県境に位置する島根県津和野町は、“山陰の小京都”とも言われる旅情にあふれた町並みが魅力のエリアで石畳の通りや細い路地、かつての藩校跡や家老の屋敷など、江戸初期に形成された城下町の町並みがほぼそのまま残っているような町です。
そんな津和野町らしさと既存建物に多少重厚な印象となるようなイメージで表現した板塀のファサードデザインと外壁色を提案させて頂きました。
既存の石州瓦は、島根県石見地方(主に太田市、江津市、浜田市、益田市)で生産される伝統的な瓦で、独特の赤い色が特徴で、特に、寒冷地や塩害の強い地域で、その耐久性と美しさから高く評価されている為、そのまま再利用させて頂きました。
DATA
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Photographer | 笹の倉舎 笹倉洋平 |
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